★私は写真を撮られるのが、超苦手。カメラを向けられると、すごく緊張しちゃって、引きつった顔になってしまいます。写真にうまく写るコツを教えてください。(20歳/声優養成所)
◉エールに写真を撮りに来る方は、元々は目立ちたがり屋さん。写真に写ることは自己アピールの入門編と思ってください。ここで写真を撮られることも勉強にひとつです。ポージングも指導いたします。あと、自分を好きになってください。ポジティブな気持ちが良い表情を作ってくれます。おすすめしたいのが、スマホでの「自撮り」。「なんか、超はずかしい!」なんていわないで、ぜひ撮ってみてください。「写真を撮ると魂を取られる」といわれていたのは遥か昔、昭和の話。最近のスマホには「魂吸収防止機能」が内蔵されていますので安心です。自撮りで心と表情を磨きましょう。
《エールの直言》写真を撮られることも勉強。ポジティブな気持ち撮影にのぞめ!
★てゆうかあ、オーディション写真なんて、別にスマホでいいじゃん。スマホで撮った写真でも、だいたい「どんな顔かスタイルか」なんてわかるわけだしぃ、面接までいけば、もう写真なんか関係ないじゃん。わざわざ写真スタジオで撮るって、なんか無駄じゃない?(17歳/JK)
◉そうですね。確かに100倍の競争率の中で合格する人って、スマホで撮った写真でも、たぶん面接まで行くでしょうね。ただし、スマホで撮った写真が原因で、最終的に不合格になる可能性は大です。というのも、某芸能プロダクションの幹部A氏に「オーディション写真の善し悪しが、どのくらい影響するのか」をたずねてみたところ「写真で、まず判断するのは、オーディションに対する本気度。善し悪しは、その次」という答えが返ってきました。つまり、わざわざ高いお金を払って写真を撮るか撮らないかで、その人の意気込みがわかる、という意味なのでしょう。自腹で写真スタジオに行くのだから、きれいに撮ってもらおうと努力する。そのためにメイクを練習したり、ダイエットに挑戦したりするポジティブな姿勢。オーディション写真を撮ることは、向上心を身につけるためにも、大切だと思います。
《エールの直言》わざわざお金を払って撮るオーディション写真だから、本気度が伝わる
★小学校5年の息子は勉強はカラッキシですが、なかなかのイケメン。でも世の中顔が良いだけでやっていけるほど甘くないので、お受験させるつもりです。お受験写真って、合格に影響するんですか。あと勉強はできなくても大丈夫ですか。(37歳/主婦)
◉かなり前の話ですが、タレントN氏が自宅の壁に「バカ息子」と落書きされたことが話題になりました。そのN氏は誰もが一目置く名門私立の出身。では、なぜ名門私立に入ることができたのか。あくまでも推測ですが、お受験用の写真がよく撮れていたからではないでしょうか。ともあれお受験写真が、お子さまの合否に大きく関係するのは、まぎれもない事実であります。
学校側に好印象を与えるのは、おとなしくて性格の素直な子。体面を気にする有名私立では、いじめや暴力問題に非常に敏感ですから、元気でやんちゃな、いわゆる「子どもらしい子ども」は、かえって嫌われます。鼻ピアスを付けていたり、中指を立てたポーズの写真では、まず不合格(あたりまえだ!)。「乱暴なガキはいらん、公立へ行け」が本音でしょう。ではデキの悪い子は絶望的かといえば、一概にそうでもありません。エールのお受験写真は、良家のおぼっちゃま(お嬢様)に見える「品位のある写真」を撮ることを心がけています。もちろん鼻ピアスを付けていた場合は、外して撮影いたします。
有名私立といえども商売ですから、お金持ちの家庭のお子さんは「ゲタを履かせても入って欲しい」と考えます。寄付金をたくさん出してくれそうですから。そう考えると0点は問題外にしても、ビミョーに成績のよくない子のほうが、かえって有利なのかもしれませんね。とはいえ現実問題、写真より試験の点の方が大切であることには間違いありません。イケメンを有利に生かすために、日頃の生活態度に気を配り、しっかり学習にも取り組んでください。
《エールの直言》品位のあるお受験写真が合否を大きく左右する…はず
★てゆうかあ、このHPにある「お客様の声」って、良いことばかり書かれているんだけど、マジなの? なんか嘘くさくない?(17歳/JK)
◉「お客様の声」のほとんどは、撮影後に記入していただく「アンケート用紙」に書かれていたもの。その他「お問合わせフォーム」からのメールだったり、一部お客さんとの会話を文章にまとめたものも含まれています。読みやすくするために、若干リライトする場合はありますが、内容はまったく変えておりません。ヤラセなしです。むしろ、このページについて疑ったほうが良いと思いますが…。
《エールの直言》お客様の声は真実の叫び(そ、そんな大袈裟な…)。このページを疑え!
★私は写真写りが悪くて、指名用に撮られた宣材写真は、いつも自分と違う顔になってしまい、とても不満です。実際の私って、写真よりずっとかわいいです。修整で生駒ちゃんか白石麻衣さんみたいな顔にしてもらえませんでしょうか。(22歳/飲食店勤務)
◉女性からの要求は限りなくて、超キビシイ(笑)。「若く見えるように」「細く見えるように」「足を長くみせて」をはじめ、二の腕細くして、首細くして、小顔にして、ツルツルの肌にして、目のクマ取って、シワ取って、ほうれい線取って、目をもっと大きくして、アゴシャープにして、肌白くして、髪の毛黒くしてなどなど…。「もう、いい加減にホワイト(しろ)!」の世界です。ウルキキでは、Photoshop歴約15年の小生が修整(レタッチ)を行っておりますが、体調の影響が考えられるニキビ&ソバカス消し、目のクマ消し、肌の改善(美肌修整)などの「微修整」にとどめております。過度の修整はおすすめできません。なぜなら嘘の写真だからです。
社交・飲食店の場合、修整は当たり前の感がありますが「写真詐欺」に遭ったお客さんは、リピーターにはけっしてなってくれません。修整することは良いとして、よく見ないとわからない程度にとどめておいた方が良いと思います。嘘の写真でオーディションに合格したとしても、その幸運がずっと続くはずはありません。確かに、競争社会には駆け引きは必要です。只の良い人、お人好しだけでは競争から取り残されていってしまいます。私の持論ですが、この世の中、善行も悪行もすべての「行ない」は、因果応報と自業自得で巡り巡っています。嘘の写真は、結局最後に手痛いしっぺ返しを受けるハメになるのが人生。つまり「お天道様はいつだって見ているんだ」ということ。
他人が撮った写真を自分が撮ったのかように嘘をつくカメラマンや、ゴーストライターに書かせた文章を、あたかも俺樣が書いたように振舞って、威張り散らす自称作家も然り。「上げ底の人生」ってすごく窮屈ですし、バレたときのみじめな気持ちを考えると、割が合わない話。大人の世界にどっぷりつかってしまった私には、青臭くて口幅ったい言葉ですが、若い人達は「誠実」「純真」を、いつも心のどこかに忍ばせておいてください。
《エールの直言》世の中全てが、因果応報、自業自得。修整は自分が見えなくなる底なし沼。気付かれない程度にほどほどに!
★ていうかあ、おたく「奇跡の1枚、撮ります」な〜んてうたっているけど、ほとんど撮れないから奇跡っていうわけよ。毎回撮れたら、奇跡でも何でもないじゃん。マジ撮れるの!? なんか誇大広告っぽくない?(17歳/JK)
◉う〜ん、確かに。「奇跡」で思い浮かぶのは「キンシャサの奇跡」「マイアミの奇跡」「岡山の奇跡」「ハドソン川の奇跡」などなど。確かにこれらの奇跡に比べたら「奇跡の1枚」なんて、軽々しくキャッチコピーにしてはいけないかもしれませんね。わかりました、もう使いません。代わりに、これからはエールオリジナルとして「まさかの1枚」をキャッチに使っていきますので、見逃してください。とはいえ奇跡って、やっぱ憧れちゃいますね。そこで「エールにも起こって欲しい!」という願いを込めて、サラッと「裏新宿奇跡の開運宣材」を、キャッチに使っちゃいます。こっちは見逃してくださいね。
《エールの直言》当スタジオは奇跡を封印して「まさかの1枚」で勝負!